本山闘争12000日

一人の首切りも許さない

本山闘争12000日
著者 全金本山労働組合「本山闘争の記録刊行委員会」
ジャンル 社会科学 > 生存と反貧困
出版年月日 2006/10/20
ISBN 9784822806293
判型・ページ数 A5・352ページ
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり

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日本の労働運動史上最長の32年間、12000日の闘争に勝利したドキュメント巨編です。組合員にかけられた解雇撤回闘争に端を発しますが、会社側の管理職、職場ロックアウト、上部組合からの統制処分……を乗り越えて、解雇撤回、職場復帰を勝ち取った完全勝利の記録です。
はじめに

第1章 本山闘争前史(1945年?71年3月)
 戦後労働運動史に特筆すべき大争議
 労働者たちは労働組合をつくり、闘いを開始した
 労働運動の後退と本山製作所の65%の首切り
 本山製作所の労働組合観
 68春闘での19年ぶりのストライキ
「人間は昼働いて夜寝るものだ」
 御用派の役員選挙への締め切り5分前の立候補
 青年部が決起すると方針が決まる
 資料 本山製作所構内図・本山製作所概要・全金本山支部の賃金闘争

第2章 本山闘争の幕開け(1971年3月?8月)
 青柳への解雇攻撃と「守る会」の闘い
 転勤命令を拒否した青柳を懲戒解雇
「不当労働行為ではない」と言う執行部と対決
 200名が「守る会」に加入届
 御用派打ち破り組合役員選挙に勝利
「過激派」宣伝を打ち破った
 組合の中に足を踏ん張った「守る会」運動
 青年婦人部の活動をやったことが信頼された
 青柳さん1人の問題ではない
 70年安保闘争の過程で

第3章 組合分裂攻撃(1971年8月?72年5月)
 職制・係長75名で従業員組合をでっち上げ
 ストライキで年末一時金を第二組合より高い妥結
 執行部が機能しない中で青年部が職場の軸に
 分裂攻撃をはね返す職場闘争
 切り崩し攻撃との攻防戦
 72春闘での出入荷阻止闘争
 ストライキを打って職場が「解放区」になった

第4章 暴力ガードマン導入(1972年5月?12月)
 暴力ガードマンとの血みどろの攻防戦
 突如として得体の知れない者が工場に
 会社の構内は一切組合活動禁止に
 手作りの防具を着けて門前に
 警備業法施行で暴力ガードマンが社員に
 社会党県議団が重傷を負う
 既得権奪還闘争、第二組合との論争に勝ち抜く学習

第5章 ロックアウト!(1972年12月?73年7月)
 突然200人の組合員をロックアウト!
 門前闘争が団結をつくり資本との力関係を変えた
 物資販売の全国オルグと自己申告制
 宮城地労委の職権斡旋を拒否──自立した支援組織と団結へ
 ロックアウト当日
 細川鉄工、光文社闘争に学び就労要求の門前闘争
 自己申告制
 写真集を持って全国オルグ
 新巻鮭の販売から物資販売を始める
 東京地評─総評動員の現地闘争

第6章 「別棟就労」攻撃(1973年7月?77年1月)
「別棟就労」攻撃、争議収拾を迫る全金宮城地本との攻防
 本山秀夫の登場と「ロックアウト解除」
 別棟とは強制収容所
 組合つぶしとしての別棟就労
 別棟就労拒否、原職就労要求へ
 仙台地裁仮処分の敗訴
「自分は労働者の魂を裏切らない」──別棟論争と佐藤満男組合員の抗議自殺
「闘いはじり貧」が別棟就労方針の根拠
 地労委では勝利命令

第7章 統制処分に抗して(1977年1月?80年2月)
 全金宮城地本の争議収拾がむきだしに
 青柳充の除名処分! 地裁は「解雇は正当」の反動判決
 2名の解雇撤回を和解の第1項目に
 横沢偽証問題をねじまげての「除名処分」
 8・1団交員襲撃事件
 総評全金中央は中労委白紙委任を求める
 中央本部の「お墨付き」のない物販の全国オルグ
 八重樫友美を委員長代行に決定。上級機関は36名に権利停止処分
「利敵行為」「組織破壊」に除名処分
 統制処分と労働戦線統一

第8章 新組合を結成(1980年2月?94年8月)
「道なき道を切り拓き」──新組合を結成
 全金全国大会で壇上から除名処分を弾劾
 全金本山労働組合の結成
 渋谷派の金銭和解・解散
 社会保険の「道なき道を切り拓き」──新組合を結成
 全金全国大会で壇上から除名処分を弾劾
 全金本山労働組合の結成
 渋谷派の金銭和解・解散
 社会保険の資格剥奪による「ボディー・ブロー」
 バブル崩壊による経営危機と工場移転
「別棟でも就労する」と意思表明
 ユーザー闘争、銀行闘争の広範な展開
 希望退職募集と宮崎社長の失脚、千葉社長体制へ

第9章 原則貫き勝利への攻勢(1994年8月?2005年1月)
「私たちは職場に入ります」
 工場移転直前の3億円金銭解決を拒否
 あくまで就労を求め、長谷委員長体制へ
 ユーザー闘争、銀行闘争が会社への打撃に
 高裁での和解交渉で2名の解雇撤回、全員の就労をかちとる
 日本の労働者階級には、本山闘争を勝利させた力がある
 刑事弾圧をはね返して/地域共闘や全国共闘の取り組み

最終章 新たな闘いへ!(2005年1月?)
 全金本山労組の決意と実践
 最高裁判決をくつがえして解雇撤回をかちとる
 希望者全員の職場復帰/現場闘争、実力闘争
「1人の首切りも許さない」という労働組合の団結
 われわれが戻って職場が活性化した
「全金さんが入って良かった」と言われる職場にしたい
 運動はまず少数が切りひらいていく
「職場に砦を!地域に共闘を!」のスローガンを今こそ
 組織の拡大が職場に戻ったわれわれの最大の課題
 闘うための大同団結を求めて

本山闘争とは何だったのか
 平沢栄一/下田平裕身/高橋治/仙台「本山闘争を支援する会」座談会/大和田幸治/鈴木宏一・松澤陽明/東京支援者座談会/中野洋

資料
 和解調書/佐藤満男君追悼集会呼びかけ文/全金本山労働組合結成趣意書/本山闘争支援決議を上げた団体一覧/物資販売取組労組一覧/訴訟一覧/本山闘争年表

あとがき

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