希望の島・沖縄

アリは象に挑むⅡ

希望の島・沖縄

激動する辺野古新基地建設問題。仲井眞前知事の埋立承認を翁長新知事が取り消し、政府と協議にはいるまでの、沖縄の民意を追います。

著者 由井 晶子
安次富 浩
新崎 盛暉
上間 芳子
岡本由希子
小那覇 安剛
金城 実
桜井 国俊
高里 鈴代
仲村渠 政彦
花輪 伸一
真喜志 好一
元山 仁士郎
米倉 外昭
渡瀬 夏彦
ジャンル 社会科学
社会科学 > 時事・社会
出版年月日 2016/08/01
ISBN 9784822816612
判型・ページ数 A5・232ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

『沖縄—アリは像に挑む』の出版から5年、辺野古の陸に、海に、全県から、全国から、そして全世界から新基地建設を都止めるために人々が集まっています。その成果として一握りの土砂も辺野古の海に入れさせていません。また「どの故郷にも戦争に使う土砂は一粒もない」との全国協議会も生まれています。

本書が「希望の島・沖縄」をたぐり寄せる一助になればと念じています。(共同編集者 真喜志 好一/建築家)


今沖縄は、土地も海も国のものじゃない、沖縄のものだ。

勝手に戦争のための基地をつくるな—とはっきり民意を示したものである。それも、これまでにない全く新しいやり方で。その熊勢を維持して、全く新しい地平を開き、発展させうるか、試されていると思う。(本文より)

プロローグ 共同編集者 真喜志 好一

第1章 環境影響評価書の未明の持ち込み

オスプレイ配備拒否を軸に、県民一致の新基地建設阻止へ
政府は相変わらず「辺野古推進」だが、海外同胞と連帯で自立
アセス評価書の年内提出断念まで、防衛相問責辞任では終わらない
施政権返還40年を迎え、沖縄の民衆運動が将来をつくる
3・5違法アセスやり直せ訴訟(高見沢証人尋問)
復帰40年の平和月間前に、緊迫する沖縄
沖縄復帰40周年の混沌、自衛隊と米軍の共同管理基地化?
新しい段階に入った沖縄、オスプレイ配備強行に闘いつづける
米兵の性犯罪が絶えないのは、抑止力強化の副産物だ

第2章 埋立承認願書提出

資料 沖縄県市長会会長の翁長雄志那覇市長の発言全文
沖縄に春の嵐が強まるが、ならぬことはならぬものなのです
分断画策は進むが、世論の結束いよいよ強く
平和の祈りと鎮魂の場を荒らすな
沖縄の自己決定権は侵せない。歴史に学び世界に主張を!
辺野古埋め立て、教科書の公約破れと強いる「自由民主」党

第3章 仲井眞知事、辺野古埋め立て承認

沖縄を、日本を変える拠点にしようというのか
名護市長選圧勝、民意無視許さず
政府・自民党の恐ろしい執念に、名護市を孤立させるな
歴史逆行の「本土」に抗して、新たな超党派体制構築へ
安倍政権暴走を許さない「NO」の闘いを原点から
「弱者の論理」を世界に繋ぐ、島ぐるみで自己決定確立へ
とう なまやさ(今でしょ)! 政府圧力に住民の異議申し立て
戦後史最大の転換点に立つ、42年目の日本復帰記念日
「辺野古NO」の意思を結集
違いを超え辺野古強行に反撃! 幅広い結集進む知事選
誇りある未来を実現するのは誰か? 歴史的審判が下る日迫る

第4章 翁長知事誕生

沖縄知事選「世紀の勝利」! 希望と新たな闘いの出発点
「オール沖縄」が全戦全勝! 巨大与党・政府と向き合う
ユクサー(ウソつき)よりハルサー(農民)、沖縄の歴史を書きかえる
根比べと忍耐勝負の剣が峰だが、民意を貫く第一歩
高校2年生「撤去されるべきは基地」
矛盾摘発に利する、政府の差別言動に怒り
圧巻だった翁長知事と安倍・菅会談、民意は「基地NO」だ
真っ青に染めた3万5000人の怒り
「言葉の闘い」佳境に、知事ら訪米して訴え
「普天間騒音訴訟」も勝利!
安倍政権の「メディア管理」を突き破る記者たちの連携
「言論の自由」 押しつぶす安倍政権の専横
第三者委員会報告を受け、承認取り消しへ
戦争で簡単に窒息する、沖縄のもつリアルな危機感
8年前に帰郷し、いま辺野古に通う日々
「民主主義ってこれだ」 そう思えた国会前でのスピーチ

第5章 翁長知事が埋め立て承認を取り消し

不当逮捕にも屈しない! 基地阻止の闘い新たな展開に
腹をくくった知事と県民
ゲート前行動に各人の思い、歌で交流も
「辺野古移設が唯一の解決策」と日本政府がウソ
東京にいるからこそできること
現地と結ぶ東京行動へ、多分野から自主的に参加
代執行訴訟は勝って当たり前! その先を展望した闘いを
アジアの人々との連携で、沖縄の未来は沖縄が切り拓く
米国から「平和を求める元軍人の会」が辺野古・高江を訪問
代執行訴訟の争点は、過重な基地負担と自然保護
宜野湾市長選の敗北は厳しい現実の縮図。「オール沖縄」の意志を再確認
ヘリパッドとやんばるは両立しない
陸上自衛隊の先島配備は、PAC3一時配備で地ならし

第6章 訴訟と和解

和解成立、当面の勝利
辺野古が戦争法反対の核心だ。和解成立後の課題と展望
南西諸島が軍事要塞化。自衛隊配備に全島で反対を

第7章 基地があるゆえの元海兵隊員による女性殺人

性暴力事件の「再発防止」は軍隊の撤退あるのみ
目取真氏逮捕事件から見えたこと
故郷の土砂を使わせないと、名護で全国18団体が学習交流会
「基地が沖縄経済を支えている」というデマが、教科書にまで
沖縄最大の環境汚染源としての米軍基地
元海兵隊員による女性遺棄事件
サイレント・デモ、黒い蝶 ゲート前行動までの道ゆき
もう泣き寝入りはしない! 今度こそ地位協定を変える
元海兵隊員事件に追悼・抗議の県民大会に6万5000人
6月23日「慰霊の日」平和の祈りと誓いの一日

あとがき──編集を終えて 浅井真由美

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