【七つ森vs読売新聞】No.015 最高裁判所の不当決定に抗議します。

 言論・表現の自由を守り抜くために、私たち七つ森書館が読売新聞社に対して損害賠償請求を求めた裁判について、12月1日、最高裁判所は棄却の決定をしました。
 2012年5月に出版した「ノンフィクションシリーズ“人間”」の一冊『会長はなぜ自殺したか──金融腐敗=呪縛の検証』(読売社会部清武班)をめぐる一連の裁判において、読売新聞社は責任ある地位の社員が七つ森書館と結んだ出版契約書について「締結する権限のない社員が結んだ契約書は無効だ」というトンデモない論理をゴリ押しし、また会社としての監督責任を隠蔽してきました。裁判所は、読売社員のウソによって七つ森書館に被害がもたらされたことを一定程度は認めながらも、詭弁を弄して読売新聞社とその社員の責任を免罪したのです。最高裁の決定に断固として抗議します。今後、このようなことが繰り返されてはなりません。
 ジャーナリストは自由な言論をたもち続けなければなりません。無理をゴリ押しし、詭弁を弄することは、もっとも忌むべき事です。
 私たち七つ森書館は、“市民出版”を提案してきました。権力や権威におもねらない市民の立場に立ったジャーナリズムです。これからも、反安倍、脱原発、沖縄辺野古新基地反対など読売新聞の野望を打ち砕くようがんばっていきます。また、言論・表現の自由、出版の自由を守り抜くためにがんばっていきます。

【「ノンフィクションシリーズ・人間」の監修・解説/佐高信さんのコメント】
「鯛は頭から腐る」といわれるが、読売新聞のドン・渡辺恒雄はメディアだけでなく、司法も腐らせてしまった。老害のナベツネの追放なくして、日本の浄化はありえない。

【『会長はなぜ自殺したか』の著者/清武英利さんのコメント】
真実の訴えに裁判所はどうして最後まで耳を傾けないのか。
どうして、力の強いものの言葉を一方的に重んじるのか。
事実を知るものにとって、この結果は受け入れがたく、残念でなりません。
しかし、事実を照らす場は法廷だけではありません。言論と表現の自由を守り抜くためにも、じっとこらえ、胸を張って、主張を続けましょう。時間は私たちの味方です。いつか、真実は明らかになります。

2017年12月6日
株式会社 七つ森書館
代表取締役 中里英章

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