漢方で治すアトピー性皮膚炎


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 当会顧問であり、日本橋芍薬医院院長の梁先生がアトピー性皮膚炎の本を著されました。アレルギーの漢方治療で経験豊富な梁先生が、漢方の考え方や治療の具体例についてわかりやすく解説しています。ぜんそく・アレルギー性鼻炎全般についても、それぞれのタイプに分けて治療法が書かれています。
アトピー性皮膚炎では
・かさかさで赤みが強いタイプ
・皮膚が黒ずみ、ジクジクしたタイプ
・ストレスで悪化するタイプ
ぜんそくでは
・黄色い痰が出て、のどが渇くタイプ
・水っぽい痰が出て、ふだんも息切れしやすいタイプ
 また、漢方医の上手なかかり方や漢方医の診察法など、漢方に関する知識が満載された著書です。西洋医学とは異なった視点からの治療法なので、なかなかよくならずに悩んでいる方、漢方治療に興味をもっている方は、ぜひご一読ください。
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アレルギー友の会会報『あおぞら』1999年2月1日号


 子どもから大人までさまざまなアレルギー症に悩む人は多い。漢方の専門医である筆者が、アトピー性皮膚炎のほか、ぜんそく、花粉症などアレルギー症の漢方治療を解説した。
「おふろに入ると悪化する湿熱タイプは、黄連解毒湯(おうれんげどくとう)や竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)で治療」など、患者の具体的な症例や体質に合った処方を詳しく紹介している。漢方の考え方や漢方医へのかかり方、漢方薬の飲み方なども充実。

『中日新聞』1998年12月18日付 『よむ』欄から


四大アレルギー症を漢方治療で一挙に解決
漢方で治すアトピー性皮膚炎 ぜんそく、アレルギー性鼻炎、花粉症

 アトピーに代表されるアレルギー疾患は、命をおびやかす病気ではないにしろ、重症の場合、長年にわたり苦痛に悩まされ、日常生活にも大きな弊害を及ぼすやっかいなシロモノ。本書は多くの治験例を交えながら、タイプ別に漢方処方をわかりやすく解説。漢方独自の考え方から、漢方医へのかかり方、ツボ治療なども充実し、漢方を知りたいという初心者にもお勧めの一冊。

さわやか元気 ????

 


 著者の梁哲宗氏は、千葉県医学部を卒業後、北里研究所付属東洋医学研究所、同愛記念病院、フランス・モンペリエ大学医学部鍼灸科などで漢方治療の経験を積んだ後に開業された漢方一筋の医師である。
 この本では「漢方とは何か」ということから平易に説きおこし、漢方医へのかかり方、漢方薬の飲み方などを詳しく説明している。さらに、ツボ療法や食事療法などもとりあげ、家庭で自分でもできる治療法を紹介している。
 ここでいう「漢方」とは、日本漢方ではなく、まぎれもない中医学である。弁証論治という言葉こそ出てはこないが、同じアトピー性皮膚炎でも湿熱タイプ、陰虚タイプなど証にきちんと分けて症状を列挙し、それぞれの適応処方を明らかにしている。読者が自分の症状からすぐに自分に合った処方を見つけだすことができるよう親切な編集となっている。複雑で難解な中医学をアレルギー治療とからめて素人のためにわかりやすく表現した良書である。

『中医臨床』Vol.20No.1(1999年3月号)