漠さんの
原発なんていらない

西尾 漠 著
定価:1000円+税
A5判 96ページ
1999年刊
ISBN 4-8228-9935-7


ハンディーで濃い内容−臨界事故、原子力発電のしくみ、放射線と放射能、労働者被曝、核燃料サイクル、放射性廃棄物、廃炉、高速増殖炉とプルサーマル、原子力産業の実情、脱原発へ・・・など、わかりやすい文章で原子力の全般的問題をまとめた。

 

まえがき

 最悪の臨界事故が起こった 
    ●大量の被曝 
    ●事故はなぜ起きたか 

2 原子炉はいつも臨界状態 − 原子力発電のしくみ 
    ●沸騰水型炉と加圧水型炉 
    ●改良型沸騰水型
    ●改良型加圧水型炉
 

3 放射線の恐ろしさ − 放射線と放射能 
    ●放射線の人体への影響 
    ●外部被曝と内部被曝 

4 「計画被曝」の現実 − 労働者被曝 
    ●原発で働く人たち 
    ●労災認定も難しく

 
5 世界をめぐるウラン − 核燃料サイクル 
    ●ウラン採鉱、製錬と廃棄物 
    ●濃縮ウランへ 
    ●再転換、そして成形加工 
    ●再処理と廃棄物のあと始末
 

6 放射能のごみの行方 − 放射性廃棄物 
    ●ごみがごみを生む核燃料サイクル 
    ●気体、液体、固体の放射性廃棄物 
    ●高レベル放射性廃棄物 
    ●後世代への負担を小さく 

7 放射能野放し計画 − 廃炉とスソ切り 
    ●決められたスソ切り値 
    ●スソ切りの問題点 

8 破綻したプルトニウム利用
    
− 高速増殖炉とプルサーマル 
    ●プルトニウムはやっかいな「負の遺産」 
    ●リサイクル燃料資源?
 


9 「モラルの低下」はなぜ? − 原子力産業の実情 
    ●ホンネとタテマエの乖離 
    ●コスト削減圧力とリストラ
 

10 より大きな事故が…… 
    ●「原発は安全」の思い込み 
    ●定期検査手抜きの構造 
    ●予防ができない 

11 脱原発へ 
    ●省エネルギーに逆行する原発 
    ●低エネルギー消費の社会 
    ●望ましい未来の準備を