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市民科学ブックス 5 斉藤 武一 著
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はじめに 第1章 海へ通う(1977〜1978年) 第2章 迷いながら(1979〜1982年) 第3章 充実した五年間(1983〜1988年) 第4章 夢が光り輝く(1988〜1998年) 第5章 故郷の海を守りたい(1999〜2003年) エピローグ 市民論文「北海道電力泊原子力発電所における 資料 おわりに |
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はじめに 壮大な決意で温度計を手にして家を出ると、外は雪でした。舞い散る春の雪を眺めながら、わたしは、「今からやらねば間に合わない」と海に向かって行きました。それは、1978年3月23日、25歳の時の事でした。 北海道の日本海側の港町・岩内町に生まれ育ったわたしの周りには、いつも「海」がありました。小さい頃から海辺で遊んでいましたし、魚屋で働いている父が帰ってくると家中が魚臭くなり、食事の度に魚がどっさりと出ます。そして、漁師の伯父達が家に出入りし、出漁を見送るという具合ですから、わたしのそばにはいつも海がありました。 |