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食べものは商品じゃない 著者竹内直一 「食べものは人類が生きていくうえで、空気、水と並んで、最優先に確保しなければならない『生命財』なのです」──元農水官僚・日本消費者連盟創始者の直言! |
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第1章 生命と環境を守る農業 第2章 農業再生への道 第3章 新農本主義の提唱 第4章 生活者の目・食と農への目 第5章 命をかつぐ消費者運動 第6章 すこやかな命を未来へ |
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第1章より抜粋 生命体にとって「食べもの」とは 食べものの大半は、お店で売られ、私たちはおカネを出して手に入れています。そういう意味では、確かに「商品」であります。しかし、よくよく考えてみると、一般の商品とは全く違った性格を持った「財貨」であることに気づきます。 (中略) 地球を食いつぶすな、地球の掟を守れ 私たち日本人は、世界中から食べものを輸入して飽食にうつつを抜かしています。しかし、それは、世界中の自然を破壊し、生態系を滅すという罪業の上に成り立っているのです。私たちは地球破壊の共犯者となることを覚悟すべきです。この汚名だけは断じて返上しようではありませんか。 いのちをかつぐ農の営みは永遠に不滅工業化が進む国は必然的に農業は衰退するといった論は間違いです。現に、先進諸国はいずれも農業を盛んにしています。唯一の例外はこの日本国だけです。人が生きている限り農の営みは未来永劫滅びることはないのです。食に関係ある農林漁業には絶対にその担い手が必要不可欠です。しかし、現状はそれを阻んでいます。それは、これを邪魔するものが存在しているためです。私たちのやるべきことは、こうした障害と戦っていくことです。そして、生命の復権を打ち立てようではありませんか。 今こそ主権者の実力を示そう私たちは、日本国憲法によってこの国の主権者の地位を確保しています。しかし、残念ながら私たちの代理人である議員や公僕である官僚によってしばしば都合よく振る舞われ、それを傍観するばかりです。今こそ〈観客民主主義〉から〈主役民主主義〉に変身し、生きることに専念しようではありませんか。何にせよ「天ハ自ラ助クル者ヲ助ク」です。 |