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【新版】
すぐに役立つツボ療法100
ツボのベスト20を活用薬
李 昇昊 著 好評につき、全面的に改訂し新しくなって登場! |
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はじめに この本を読む前に ツボ療法のポイント ツボとは ツボの取り方 刺激の方法いろいろ 注意すること よくつかう「ツボ」ベスト20 1 ツボ療法で健康を保つ――成人男性の場合 2 ツボ療法で健康を保つ――成人女性の場合 3 ツボ療法で健康を保つ――子どもの場合 4 ツボ療法で健康を保つ――お年寄りの場合 5 カゼを引きやすい 6 カゼを引いてしまったら 7 疲れやすい 8 冷房病 9 夏バテ 10 冷える 11 むくむ 12 汗かき 13 低血圧 14 高血圧 15 貧血 16 肥満 17 やせすぎ 18 乗り物酔いしやすい 19 精力減退 20 めまい 21 頭痛 22 のぼせ 23 疲れ目 24 まぶたがピクピク痙攣する 25 目の周りがかゆい 26 ドライアイ・目がしぶる・かすむ 27 目の充血 28 ものもらい 29 涙目 30 鼻炎 31 鼻づまり 32 鼻血 33 耳鳴り 34 のどの異物感 35 歯の痛み 36 口内炎(口角炎) 37 口臭 38 声がれ(嗄声) 39 のどが痛い 40 咳が出る 41 喘息 42 食欲がない 43 胃のもたれ 44 胃の痛み 45 胸やけ 46 二日酔い 47 しゃっくりが止まらない 48 ゲップがよく出る 49 下痢 50 急性の下痢 51 胃下垂 52 腹が張る 53 便秘 54 痔 55 脱肛 56 トイレが近い 57 小便が出にくい 58 動悸・息切れ 59 眠くてしかたない 60 不眠 61 不安感が強い 62 イライラする 63 手足のしびれ 64 手足がほてる 65 肩がこる 66 寝違え 67 五十肩・四十腕 68 テニス肘・ゴルフ肘 69 ぎっくり腰 70 腰が痛い 71 坐骨神経痛 72 膝が痛い 73 よくつる 74 捻挫・打撲をしたら 75 外反拇趾 76 更年期障害 77 生理痛 78 生理不順 79 帯下(おりもの) 80 不妊症 81 つわり 82 安産のための準備 83 さかご 84 産後の腹痛 85 お乳の出がわるい 86 小児ぜんそく 87 夜尿症 88 疳が強い 89 小児消化不良 90 お乳を吐く 91 夜泣き・夜驚 92 じんましん 93 髪の毛が薄くなってきた 94 円形脱毛症 95 肌荒れ 96 にきび 97 わきが 98 水虫 99 しもやけ 100 イボ・魚の目・たこ |
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はじめに 現代の私たちの生活はとても便利です。誰かに、何かに頼ることによってすべての生活が成り立っています。パソコンの電源を入れれば、世界の情報を瞬時に知ることができます。病院へ行けば、訳もわからない薬を山のようにもらえます。薬局へ行けば、症状によって薬を手軽に入手できます。また、電話一本で救急車さえ依頼することもできます。 しかし、このように便利に暮らしているからこそ、私たちは、自分自身で何ができるのかを、もう一度考え直す必要があるのではないでしょうか。 この本は、自分自身を見つめ直すためのきっかけになればと思って書いてみました。治療を受ける方はもちろん、私たちプロの治療家ももう一度、治療のあり方を考え直す必要があると考えたからです。 本書では、多くの症状のツボ療法を挙げています。正直に言って、大変得意とする症例と、それほどでもない症例があるのは否めません。得意とするものについては、数回の治療で治せる自信があります。しかし、自信があっても、実際に治療を経験する機会に出合わないケースもあります。 ところで、内輪の話で大変恐縮ですが、私の師匠の息子さんの話をさせて頂きます。 当時、息子さんは小学校五年生くらいだったと記憶しています。学校の友だちが鼻血を出して困っていた時、担任の先生は鼻を押さえるだけで、医務室へ連れて行かなくては、と狼狽していたそうです。その時、息子さんは、おもむろに、仰向けに寝ている友人の膝を立てて、アキレス腱のあたりを「空手チョップ」よろしく、数回たたいたそうです。たったそれだけで、即座に鼻血を止めてしまったという話でした。 鍼灸師であれば、この「空手チョップ」の意味合いはおわかりと思います。 さすが、わが師匠のご子息と感心したものでした。また、ちょっとした知識をもっていさえすれば、担任の先生のようにうろたえることもなかったでしょう。あらためて、知識をもっていることと、それを実践することの大切さを実感しました。 このように、ツボ療法や、私たちの鍼灸院で治すことができる症例は、みなさんが思っているほど少なくありません。その気になって、いろいろな方法を試してみることです。私たち治療家も、今まで以上に治療の守備範囲を広げるべきでしょう。患者さんから聞く話に、「あの鍼灸院の先生には、適応症ではない……と断られて来ました……」というものがあります。この時ほど治療家としての責任を思い知らされることはありません。 そのような意味で、本書が自分自身の健康は自分で治そうとするみなさまと、プロの治療家に対して少しでもお役に立てば幸いと思います。そういう本書も初版から十年を数えます。その間、ツボ療法初体験者をはじめ、多くのプロの方からの適切な指摘を受けました。その意見を真摯に受け止め、このたび新版を出版するにあたって、より本物を指向しつつ見直しました。 |